2009年11月24日
回答:焼き魚が・・・・
アジの踊り串
◆焼き魚が、生臭い
という、ご質問をいただきましたので
考えられる問題点と解決法を書いてみました。
いろいろと考えられますが
★魚の鮮度の問題
パックして売られているものが、(特にスーパー、デパ地下)多くなり
外見状は、綺麗に見えるものが多く、鮮度がわかりにくい。
・・・売り手側も、鮮度の落ちたものを売っていたのでは、信用問題
その後の売り上げにもかかわることですから、気を遣っていますが、
希に、100匹の内の2,3匹が良くなかった・・と言うことはあります。
ちょっと不運ですが・・訳を話して取り替えるなり返金なりの対処を
してもらいましょう。
喜んで対処してくれるところなら、信頼できるところだと言えます。
★焼き方の問題
塩焼き、素焼き(塩、タレを付けない)のときは、「遠火の強火」で焼きます。
焼く道具・設備・ご家庭ならロースターや網焼きの火の加減が強すぎる。
表面は、焼き色が付いて良い具合でも、中は未だ70%くらいの焼き加減。
と言うことは無いでしょうか?
火と魚の距離が調節できない場合は、火加減を調節するしかありません。
調理器具が違えば、微妙に火加減も変わるものです。
いつもお使いのもので、丁度良いところを探してみては。
火の範囲から、魚がはみ出していませんか?
秋刀魚などの長い魚を1匹焼くとき、表裏をひっくり返すだけで
頭・尻尾にまで火が届いていますか?
長すぎて火が届きにくいときは、前後に移動させたりして満遍なく焼きましょう。
あまりつつき過ぎるのはいけませんが。
または、2等分して焼きましょう。
★魚の問題
まれに、魚自体が生臭いものがあります。
私の経験上、スズキという魚にまれに、魚の身自体が匂いのするものがいます。
鮮度が良く、未だ死後硬直していないにもかかわらず、刺身にしても
焼いても、煮ても、匂いが取れない。
どうしてそうなのかは、不明ですが、
匂いの強い魚と一緒に箱に入れられていて、匂いが移るということはあります。
上記の、身の中まで匂いがあるのは、このせいでは無いと思いますが。
これを踏まえて、
調理の下ごしらえ中にも、他の材料の匂いが移らないようにすることも
心がけたいですね。
◆下ごしらえ
魚を買って来たら、直ぐにパックから出しておきましょう。
また1匹丸ごとなら、直ぐにハラワタだけでも出しておきましょう。
◆調理器具の問題
調理器具が汚れていませんか?
また、煙などが逃げるところがふさがっていませんか?
煮魚をするときに、ぴったりした蓋はしません。
生臭さが、鍋の中にこもってしまうからです。
焼き魚も同じことが言えます。
抜けるところが無い、或は抜けにくい状態では、匂いがこもって
魚に移ってしまいます。
調理器具内の汚れも同じです。
生臭い魚は、あるものです。
匂いの強い魚もいます。
匂いの強いと言うと、否定的に聞こえますが、それが特徴ともいえますし
それこそが、旨味という魚もあります。
◆焼き魚の注意点
魚に塩をするときは、よく水気をふき取って
白身魚なら20分以上前、青魚なら30分以上前に塩をします。
魚が汗をかいたようになったり、水っぽくなりますから
それをキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
塩味は、魚の身の中に入り込んで、美味しく焼けますし、
余分な水分(この中に生臭みがある)が抜けます。
クセのある魚を焼くときは、タレの中に浸けたり、酒に浸けたり
香りのもの、例えばシソとか柚子
コショウ、バジルなどの香辛料を使うことも一法です。
牛乳を混ぜた水に浸けるのも効果があります。
酒やタレは、こげやすいので、火加減を落としてじっくり焼きましょう。
七輪で炭焼き・・これが美味しいのは、理由があるんですね。
前述した、匂いがこもると言うことは、全く無いですね。
炭は昔は普通にあったものですが、今は贅沢品になってしまいました。
これは、マンション・アパートでは難しいかも知れません。
いろいろ書きましたが、お試しください。
これで何とかなると思います。
Posted by AMARANTH at 14:40│Comments(0)
│料理コラム
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